世界3大銘木の一つ マホガニーについて。

木材には、それぞれの色や杢目、比重、強度、加工製などで使用目的が変わったり、それにより価格(価値)が異なったりしています。


その中でも特に価値が高い木材が世界3大銘木と呼ばれ、古くから区別されてきました。

その世界3大銘木の一つであるマホガニーについて、なぜ、価値が高いのかなどを知ることで、その木で作られた住宅や家具などへの愛着がさらに増せば素敵ですよね😊

世界3大銘木について知るには、木材にこだわった家作りで有名な、住友林業さんの PREMIUM TREE のサイトから様々なエピソードなど多くの情報が得られるので、お勧めしています。


私が本物の木にこだわり、銘木の価値を多くの人に伝えたいと思うようになったのも、住友林業グループの会社に勤めていたからなのかも知れませんね。。


さて、今回のテーマである、マホガニーについて触れてみたいと思います。


マホガニーは、センダン科のマホガニー属で、主に中南米に生育しておりました。

最も価値が高いとされたキューバマホガニーは乱獲により、既に枯渇してしまい、その代替えとして使われたホンジュラスマホガニーもワシントン条約で輸出禁止となり、今ではマホガニーで作った家具や楽器を目にすることがかなり減ってきました。


ちなみに、ABO DESIGNでは、アフリカンマホガニー(センダン科のカヤ属)を使用し建具やキッチンなどを提供しておりますが、アフリカンマホガニーも入手が困難となってきており、いつまで続けられるか心配な状況です。

マホガニーの価値が高いとされた理由の一つには、その木目の美しさからヨーロッパを中心に家具や寺院の飾りなどで使用されてきたからと言われています。

キラキラと輝きながら変化する、その美しい杢目にまつわるエピソードについて、 PREMIUM TREE のサイトに記載されている文面をご紹介したいと思います。


ヨーロッパでは、テーブルセッティングにマナーがあり、英国ではダイニングテーブルにクロスを二重に掛けてセッティングすることが正式とされています。ただし、マホガニーで作られたテーブルだけは、クロスを掛けなくても失礼にあたらないと言われます。輝くような光沢を持つマホガニーは、杢目(もくめ)も美しく、太陽の光とキャンドルや照明の明かりでは違った表情を見せます。そのため、クロスを掛けずにマホガニーの美しさでもお客様をおもてなしするというわけです。


素敵なエピソードですね😌

なお、ABO DESIGNのショールームでは、アフリカンマホガニーの建具を使って、その木目の美しさと変化をご体験していただくことも出来ますので、是非、足をお運びください!

また、マホガニーは、木材の持つ比重により美しい音を奏でることから、多くの楽器に採用されてきました。

ここでも、 PREMIUM TREE の中で掲載されているエピソードをご紹介したいと思います。


東京で最初のコンサート専用ホールとして1986年に誕生したサントリーホール。そのコンセプトは“世界一美しい響き”です。

大ホールには世界最大級のパイプオルガンもあり、まさにクラシックの殿堂と呼ぶにふさわしい世界屈指の音楽ホールです。

「ブルーローズ」と呼ばれる小ホールは、寄木のチークのフロアとともに壁をマホガニーが彩り、クリスタルを使用した照明による優雅な雰囲気の中で音楽を楽しむことができます。ロビーのホワイエにもマホガニーと大理石が使われ、上質な空間を演出し、音楽に胸ときめかすひとときへと導きます。


こちらも素敵なエピソードです💖

もし、ご自宅の建具やキッチンなど、マホガニーの突板で製作した商品を選定したら、こんな素敵なエピソードを思い浮かべながら、日々の暮らしの中で、美しい杢目をご堪能できるのではと思います😊


次回は、チークかウォールナットについてご紹介できればなと、考えております。

abodesign(アボデザイン )公式ホームページ

abo designがお届けするオリジナルブランドtraordiをご紹介するサイトです。 traordiは木の素材感とデザイン性にこだわった住宅内装建材設備商品です。 建具、アクセントウォール、キッチン、造作家具、洗面化粧台、テレビボードなどを取り扱っています。

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